材料の知識 - 鋼

純銅の熱伝導度は軟鋼の約8倍あります。そこで、加えられた溶接熱が急速に母材側に拡散してしまうので、溶接部のなじみが悪くなってしまいます。また融合不良やスラグ巻込み等の欠陥が発生しやすくなるという特徴があります。
したがって、十分な溶込みを得るためにはかなりの予熱が必要となる。また熱影響部の幅も著しく大きくなる。