レーザ溶接機とTIG溶接機の違い
一番大きいのは、レーザ溶接は素人でも触れて製品を溶接していけるということにつきます。
TIGの熟練工には、やや物足りない感じはありますが、熱応力のことなどを考えると、両方使いこなせるとよりレパートリーが広がると思います。

今までは、板同士の突合せや隅肉溶接において、レーザの方がより良いという判断をしてきましたが、今回は、パイプ同士やパイプに真空フランジを溶接したらどうなるのかなどを検証しました。

結果で言うと、治具さえしっかりそろえることが出来れば、TIGと同等の仕上がりに持って行くことが出来ることが分かりました。
レーザはTIG以上に治具を揃える必要があるが、TIGにない魅力あるツールともいえます。
弊社では、レーザ溶接機のデモ、ワークを御支給頂ければレーザでの試験、レーザとTIG溶接の違いなど、溶接をしたことがある企業様、溶接をしたいとおもっている企業様に理解して頂きやすい環境を整えております。
レーザ溶接機をご検討されている場合は、是非一度ご連絡下さい。
レーザ付グローブボックス
弊社でグローブボックスを設計製造させて頂きました。
グローブボックスとは、真空中や危険ガス雰囲気内でヒトの手で作業をしたいが出来ない。という、希望を答えるために製造された容器になります。
今回は、協業させて頂いているレーザ溶接機メーカーさまと一緒にレーザ溶接機内蔵グローブボックスを製造させて頂きました。
一言で言うと、グローブボックス内でレーザを使って溶接することが可能なグローブボックスになります。

組み上げた後は、Heリークディテクターでの漏れ確認を実施します。

後ろには、写真では見えませんが、ガス精製装置もドッキングさせれています。
近年は、燃料電池の実験などでも活躍しているグローブボックスですが、特殊環境内で手を入れて実験したいというご希望がございましたら、ご相談下さい。
プラズマ切断
弊社では、女性溶接スタッフが在籍しております。

今回は、ドラム缶を改造して欲しいとのご依頼を受け、プラズマ切断機で切断しようとしています。
溶接は、空圧の加えてあげると切断にもなります。

切断が始まりました。

切断が分かりやすいのがこんな感じです。

プラズマ切断は、溶接工のツールの1つになります。
切断や溶接に係ることがありましたら、ご相談ください。
大型5面加工機上でのTIG溶接
弊社は基本現場溶接作業は、お断りしていますが、取引先企業様からどうしてもと言われた時は、臨機応変に対応をさせて頂いております。
今回は、大型5面加工機を複数台保有されている切削加工企業さまから加工機上での補修作業のご依頼を頂き、対応させて頂いている風景になります。

座っている床面を見て頂いたら、お分かりいただける通り、加工機の上にダンボールを引いて作業をしています。

即興で、作業台を準備して頂き、TIG溶接にて補修を進めます。
TIG溶接は、環境が整っていないと気密や美観に大きく差が出てしまう溶接手法になりますが、弊社は安定して接合する技術を保有しております。
精密なモノや高品質を求められる接合でご相談がございましたら、お問合せページよりご相談下さい。
溶接ニュースに掲載して頂きました。
2020年関西財界セミナー
今年の関経連の財界セミナーは参加することができませんでしたが、例年通り協賛をさせて頂くことになりました。
放送は2月25日に終わってしまいましたが、今年の構成も興味深く見させていただきました。なかなかニュース等では伝わってこない近未来の関西の情報が盛りだくさんで楽しませてもらいました。
———————————-
YAGレーザ、ファイバーレーザ溶接機メーカー(UWJAPAN社)との協業開始。
代理店として販売も致します。
今年で8年を迎えました。
おかげさまで、1月6日を持ちまして8年目に突入しました。

写真のゾウの貯金箱も大人でも持てないくらい重くなってきました。
総取引者数は、500社を超え、協力企業様は300社を超えました。
社内体制は、WEB専任担当者が増え、ユーザー様がWEBから依頼しやすい体制づくりを強化していきたいと考えております。
協力企業さまには、正確な情報伝達/共有できるシステムを本日より社内導入致しました。
製造においては、社員全員での品質チェックをすべての製品で実施することにより、昨年のクレーム返品率が年間一桁にまで減少しました。年間400件程度の案件を管理している中での実績になります。
今年は、案件数が増えることが見込まれるため現場溶接工の増員を検討しています。
進展ありましたら本ブログにてご案内させて頂きます。

中小企業新ものづくり新サービス展
2019年11月6日~8日、インテックス大阪にて補助金採択企業が終結した展示会が開催されています。

大掛かりな展示会への出展は、今回が初めてで急遽1週間前からPOP作りに取り組みました。また、それなりの情報量があるブースとなっております。
社員が常駐しておりますが、説明文を見て頂けるだけでも十分楽しめるよう内容を充実させて頂いております。
弊社をご存知の方も知らない情報満載の展示会となっておりますので、ぜひインテックス大阪6号館B棟へお越しください。
搬送ロボ開発
弊社は金属加工業者ですが、中長期の事業展開にあたりIOT化、AI化事業を新たな事業の柱として押し進めております。
今回は、人に追随して搬送できるロボットになります。
このロボットは、500kgのモノを搬送することが可能なロボットです。

赤いランプが止まっているときは、障害物を確認し停止し停止している状態です。

黄色のランプの転倒時は、人を認識しロボが動作している状態になります。

ロボットは専用コントローラでも動作可能です。
展開先のイメージとしては、
①工場でフォークリフトやクレーンが使用できない部分での搬送
②畑や農作物の収穫時に収穫物のコンテナが人と一緒に動いてくれる
③物流拠点でのカゴなどの搬送
④引越トラックの荷下ろしの部分的な搬送補助
などを想定しております。
御見積やセミカスタマイズ依頼等ございましたら、ノースヒルズ溶接工業までお問い合わせください。
また、その他AI等の開発も実施しています。